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子どもの安全を守るホームページ |
*コメント・URLは選考時のものです
選考者のつぶやき(財団法人AVCC 普及啓発部長 丸山 修)
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日本はかつて「世界一安全な国」と言われていた。しかし最近の凶悪犯罪の多発ぶりはどうだろうか。凶悪犯罪にもいろいろあるが、昔と決定的に違うのは、そこに至る理由や動機がほとんど理解しがたいことだ。被害者や遺族の苦しみはそれゆえさらに増幅する。それだけに、なんとしても子どもだけは悲惨な事件から守らなければならない。被害者にならないよう守るだけではなく、加害者になることも防がなければならない。それが大人の責務だ。
こうした子どもの安全をめぐる状況の悪化をかんがみ、文部科学省も平成18年度事業で「地域で子どもを見守る全国ネットワークシステムの構築」なる事業を行なうこととなった。資料によると「子どもを見守る活動」について、その取り組み状況や実施方法、得られた効果などを一元的に集約し、インターネットで検索閲覧できるようする。そして取り組みのない地域へ活動プログラムの策定方法や人材の確保、配置等のノウハウを提供する。全国各地の様々な取り組みを支援する・・・などとされており、有益な情報の収集と提供による成果を期待したい。
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